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箱根エリアのさらなる価値向上を目指した、小田急箱根グループの新しいチャレンジが始まりました。鉄道や観光船、ロープウェイなどのモビリティと、宿泊施設や観光スポットとの連携を図り、箱根の魅力をさらに高めようとするプロジェクトです。この意欲的な取り組みに参画した若手社員4人の声をご紹介します。(掲載内容は取材時点の情報です)

磯崎 貴大Takahiro Isozaki

営業統括部
(箱根ロープウェイ事業部 兼務)
2015年入社/法学部卒

「地元への貢献と観光業に興味がありました。お客さまと直接触れあう機会があることも入社の決め手でした」

大宮 陸Riku Ohmiya

営業統括部
(箱根観光船営業企画部 兼務)
2015年入社/体育学部卒

「企業経営に興味があり、多くのグループ会社を統括している点に惹かれて入社しました」

水野 優里Yuri Mizuno

営業統括部
(箱根登山バス運輸部 兼務)
2017年入社/教育学部卒

「地元に貢献したいと考えて入社しました」

松尾 怜奈Rena Matsuo

営業統括部
(箱根登山鉄道鉄道部 兼務)
2018年入社/文学部卒

「英語力を活かせそうと感じたこと、地域の活性化に貢献できると思ったことが入社動機です」

「ワンチーム体制」のもとで一歩を踏み出す

  • 磯崎
  • 本格的なDX時代を迎え、お客さまの多様なニーズにお応えすべく観光型MaaSの一層の進化を目指して取り組んだのが、『箱根ナビ』の全面リニューアルです。
  • 松尾
  • 小田急箱根グループが総力を挙げて取り組んだ、非常にやりがいのあるプロジェクトでした。
  • 大宮
  • 「わかりやすい箱根、まわりやすい箱根、楽しい箱根」というコンセプトのもと、豊富な観光資源をいかにお客さま満足度向上に結びつけていくかというチャレンジでした。多様化するお客さまのニーズにお応えしつつ、DXという社会の大きなトレンドにも対応したものです。
  • 水野
  • その際に重要だったのは、小田急箱根グループ全体の方向性を一つにすることだったと思います。
  • 磯崎
  • ポイントになったのは「ワンチーム体制」の発足でした。これは小田急箱根グループ各社が意思疎通を図り、会社の枠組みを超えて1つのチームとして活動していく体制のことです。
  • 大宮
  • 「ワンチーム体制」になってマンパワーや情報、お金などのリソースも相乗効果を発揮できるようになりましたね。
  • 松尾
  • 課題に取り組む上でのスピードも、一段とギアが上がった感じです。
  • 水野
  • 松尾さんと私は「ワンチーム体制」発足までは、グループ会社である箱根登山鉄道、箱根登山バスにそれぞれ出向していました。異動により小田急箱根ホールディングスに戻った際、今まで以上に一体感を強く感じたのを覚えています。
  • 松尾
  • 当社にとって大切なのは、全社がよりよい方向へ進むよう、グループ全体の舵取りをすることです。観光業界の大きな変化を見極めて次の一手を考え、グループ各社に浸透させていくことが課せられていると思います。
  • 水野
  • グループ会社への出向経験を活かしながら、小田急箱根ホールディングスとして、広い視野のもとで「ワンチーム体制」を推進していけるのは、私たちの強みですね。
  • 大宮
  • これからの進化を見据えた責任ある取り組みを、我々のような若手に任せてもらえることは、嬉しいですね。小田急箱根グループの成長を牽引する力になりたいと思います。
  • 磯崎
  • もちろん「ワンチーム体制」は始動したばかりです。本格的に浸透させていくのはこれからで、今後さらに一体感を高めていけばもっと素晴らしいチームになれると考えています。グループの“全体最適”を大切にしながら、この体制を推進していきたいですね。

『箱根ナビ』リニューアルで新たなプラットフォーム誕生

  • 磯崎
  • これまでは『箱根ナビ』とグループ各社のホームページが並列して存在していましたが、リニューアルでは発信力の強化や業務の効率化を目指して、『箱根ナビ』内にグループ各社のホームページの機能を集約しました。
  • 水野
  • さらにデジタルチケットの直接購買機能を付与し、宿泊施設や観光スポットと連携して予約・決済機能も一元化することで、お客さまの利便性を大幅に高めました。
  • 松尾
  • 小田急箱根グループが一体となってこそ提供できる機能を集約したプラットフォームですね。
  • 磯崎
  • 私が前任者からリニューアルに向けた業務を引き継いだのが公開の半年前。無事に公開できるよう、内容の確認をグループ各社にお願いしつつ、その内容を集約するという作業を繰り返しました。
  • 水野
  • 私は途中からその作業のお手伝いをしたのですが、なるべくグループ各社に負担をかけないようにする一方、締め切りに遅れることがないように進めていくことを心がけました。
  • 松尾
  • 公開日の10月1日、通勤中にスマホで新しい『箱根ナビ』を見たときは、遂に完成したんだなあと感動しました。
  • 磯崎
  • 閲覧数がコロナ前の水準に戻ったのは、このリニューアルの効果もあったと思います。無事に公開されてホッとしていると同時に、大きな達成感を抱いています。
  • 水野
  • 公開後は「使いやすくなった」「見やすくなった」という声が寄せられていて、とても嬉しいです。
  • 大宮
  • 小田急箱根グループの歴史に残る瞬間をチームの仲間と一緒に迎えられたことは、感慨深かったです。もちろんまだスタートしたばかり。「ワンチーム体制」のもと、さらに『箱根ナビ』を進化させていきたいですね。

お客さまのニーズにきめ細かく応える新たな取り組み

  • 松尾
  • 『箱根ナビ』のリニューアルと並行して進めたのが、ナビと連携する新企画券の造成でしたね。
  • 大宮
  • 「大涌谷きっぷ」「芦ノ湖きっぷ」などの目的地別のきっぷや、お車でお越しのお客さまをメーンターゲットに据えたきっぷなどを新たに開発しました。多様でお得なチケットをいつでもどこでもご購入いただけることで、お客さまに新しい旅行体験をお届けできるようになったと思います。
  • 水野
  • 先ほども少し触れましたが、小田急箱根ホールディングスに入社後は、一定期間グループ各社に出向して働くことが多いです。私も新企画券のプロジェクトが発足したときはグループ会社の一員として参画し、出向が終わって小田急箱根ホールディングスに戻ってからは統括的な立場で企画券のプロモーションやニュースリリース作成などを担当しました。グループ会社と小田急箱根ホールディングスの両方の立場を経験したことで、それぞれの事情が理解でき、一段と広い視野で取り組むことができたと思います。
  • 松尾
  • お客さまの動向などを多角的な視点でとらえることで、次に打つべき手も早めに見えてきます。
  • 水野
  • 幸いにも新しい企画券はお客さまに好評ですね。
  • 大宮
  • ホッとしたけれど、まだスタートしたばかりなので、さらに磨きをかけてより魅力ある商品にしていきたいと思っています。
  • 水野
  • 松尾さんが取り組んだオンラインイベントも、今までにないチャレンジでした。
  • 松尾
  • 『おだきゅうはこねのりものフェスタ オンライン』、通称“のりフェス”ですね。
  • 磯崎
  • オンラインでの開催は今回が初めてでしたね。お客さまが普段は見ることのない乗り物のバックヤードの様子を動画にして配信したり、各社が駅などで販売していたオリジナルグッズをオンラインで購入いただけるようにしたりと、初めてのことばかりだったのでワクワクしながら取り組むことができたんじゃないかな。
  • 松尾
  • そうですね。箱根登山鉄道での業務経験を思い出し、オンラインイベントの中でもお客さまが実際に係員に相談しながらチケットを購入しているような気分になれる仕掛けなどを考えました。
  • 水野
  • 無事に公開できたのは、松尾さんの力だと思います。
  • 松尾
  • グループ各社で社内規定には細かな違いがありますから、“のりフェス”実現にはその調整も大切な仕事でした。丁寧なコミュニケーションを重ねていくことでグループ全体を巻き込むことができたのは、大きな達成感につながりました。
  • 大宮
  • 忙しい中、松尾さんはマップ&路線図のパンフレットのリニューアルも進めてくれました。ミスの絶対に許されない仕事だったと思います。
  • 松尾
  • 見やすくて、かつ情報が豊富なパンフレットができたと自負しています。お客さまが持ち歩いている様子を目にしたときは、達成感で胸が一杯になりました。
  • 水野
  • そうした責任のある仕事を私たち若手に任せてくれるのは、当社の魅力の一つです。
  • 松尾
  • 1人ひとりの能力や経験をしっかり判断してもらった上で任されるから、自分がやらなきゃという責任感が生まれます。期待されているという実感は、仕事の大きなモチベーションです。

箱根をより魅力にあふれた観光地にするために

  • 大宮
  • 箱根全体が一つの世界観で統一されたテーマパークのようになればいいなと思っています。
  • 松尾
  • いいですね! 現在も様々な乗り物を乗り継いで楽しめるところは、テーマパークのようなワクワク感がありますよね。
  • 磯崎
  • 箱根ならではの力を高めていくには、交通インフラの整備、充実もポイントだと思います。どんな天候でもお客さまが快適に移動できる環境を整えることも、これからの課題です。
  • 松尾
  • 私は海外からのお客さまが快適に箱根を巡ることができる環境づくりを目指したいですね。
  • 水野
  • そうしたアップデートを繰り返してこそ、真の意味で世界に誇れる観光地になれると思います。
  • 大宮
  • そのためにはグループ内の志を今以上に一つにしていくことが不可欠でしょう。「ワンチーム体制」をさらに強固なものにしていきたいですね。
  • 水野
  • 今後はさらに一歩進み、小田急箱根グループのDXが観光業界全体の変革をリードするようになれたら嬉しく思います。
  • 磯崎
  • 全員の思いが一つになったことで「ワンチーム体制」は順調なスタートを切ることができました。この体制をさらに強化し、私たち若手が中心になってリードしていきたいですね。

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