小田急箱根グループの事業フィールドである箱根は、国内外から年間2,000万人ものお客さまが訪れる日本有数の観光地です。風光明媚な自然と豊かな温泉に恵まれ、都心からのアクセスも良いことから、国際的なリゾート地としても高い優位性とポテンシャルがあります。
当グループは、箱根登山電車、箱根海賊船、箱根ロープウェイをはじめとする交通運輸事業を中心に展開し、箱根の魅力の一つとしてお楽しみいただける交通サービスを提供するとともに、観光スポットを結ぶネットワークとしての重要な役割を担っています。このほかにも、ホテル事業、不動産・開発事業、温泉事業などを展開し、箱根の観光地としての魅力向上やさらなる活性化に取り組んでいます。観光地には価値の土台となる貴重な観光資源が存在し、その恩恵があってはじめて事業が成り立ちます。自然や温泉、歴史や文化など、大切な観光資源を正しく理解し、共存し、そして活かすことで、価値は無限に広がっていくと考えます。

「次代の箱根」に向けて新たなステージへ

小田急箱根グループは2024年4月に組織再編による新たなスタートを切ります。当グループは『箱根に関わるすべての「ひと」を大切に「心躍る時間（とき）」を創造し、未来へつないでいきます』という新たな経営理念を掲げ事業を営んでいきます。その中で、株式会社小田急箱根に入社する方には、この理念を体現する存在になってほしいと考えています。
変化が激しく予測困難な時代といわれる中で、変わらずに大切にするべきことがあります。お客さま・従業員・地域のみなさまなど「ひと」と誠実に向き合い、豊かな自然や地域との共生を目指し、箱根の持続的な発展に貢献することです。一方で、変化に柔軟に対応し「心踊る時間」の創造に絶えず挑戦することは、“世界に誇る観光地 箱根”を実現していくためには欠かせません。
箱根の観光地としての価値を、将来に向かいどのように高めていくか—、そこへ辿り着くために考え、議論をし、たくさんのアイデアを生み出しながら「次代の箱根」をみなさまと創造することを楽しみにしています。